2007年01月02日

年越し四川旅行記

年末年始で行ってきた四川旅行記をアップ。

一日目:成都市内

二日目:楽山、峨眉山

三日目:峨眉山

最終日:成都市内

とにかく天気が悪かったのと、車に運が無かったのが印象的な旅だった。どこへ行っても「没車」(車が無い)。あと、四川といえば美人所で有名だけど四川美人には出会えなかった。
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2007年01月01日

年越し四川旅行4日目

ということで2007年の幕開けです。皆さんあけましておめでとうございます。今年もポコログとジョニーをよろしくお願いします。

朝5時ちょっと前に鐘の音で起きてすぐに身支度を整えて本堂ヘ行くとすでに読経が始まっていてそれを合図にたくさんの僧侶があつまってきているところだった。

今日は元旦ということで俺も本堂に入れてもらって参加、1時間ほどかけて新年のお参りを済ませ、朝食を食べてまだまだ暗いうちに峨鼻山を後にした。

朝食
この日の朝食もおかゆと饅頭。それにおかずも少し。

朝一のバスで2時間半かけて成都へ戻り、雨の成都をほとんど徒歩で散策。

焼き芋
途中、寒かったので焼き芋を購入。3元(約50円)。明らかにぼったくりなんだけど値切るのもめんどくさかったし、まあ、元旦だからいいやと思ってそのまま購入。甘くて凄く美味しい。


さらに歩いているとさらにお腹が空いできたので美味しそうな食堂を求めてさまよっていると偶然たどり着いたのは陳麻婆豆腐店。そう、あの麻婆豆腐の元祖のお店。

麻婆豆腐
この店員たちが人が食べる所をじーっと見ている。おそらく、日本人観光客が食べては「辛っ!」となるリアクションを毎日見て楽しんでいる模様。

麻婆豆腐
確かに辛いんだけど、四川料理を食べなれてる俺にとっては、彼女たちが期待しているようなリアクションを取るほどではない。辛ウマ。

というか、四川省の四川料理はそれほど辛くなくてむしろ旨みがあってとても美味しかった。これは俺の一つの推測だけど、もしかしたら、“四川料理=辛い”という図式が中国人の中にも根付いてる為に、違う地方のコックが四川料理を作ろうと思ったときに、とにかく辛くすればいいって思って辛くしてるだけなんじゃないかと思う。それくらい、四川で食べた四川料理は他の土地で食べる四川料理よりも辛くなくて美味しかった。


そして、午後ようやく辿り着いたのがこの旅の本当の目的地。

金玉街
そう、金玉街。

それはもうとてもここには書けないし写真も載せれないような立派な金玉が・・・。


さて、気を取り直して。。。

三国志ゆかりの都市だけあって街には蛇矛や青竜刀、方天戟などの有名な武器を売っている武器屋を目にする。

武器屋1
武器屋。さまざまな武器が並ぶ。

武器屋2
これは痛そう。痛いだけで死ねなさそう。

青羊宮1
元旦ということで占いをしてもらおうと道教の道観(道教の寺院)である青羊宮へ。

青羊宮2
道教の陰陽のマーク。ちょっと混ぜ過ぎ(笑)

青羊宮3
やっぱりちょっと混ぜすぎ。

青羊宮4
そうそう!これ!これが正解!

青羊宮5
これも正解。植え込みが陰陽と八卦になっている。凝ってるなあ。

と陰陽のマークに突っ込みを入れながら見て回っていたら、本来の目的の占いをし忘れた。がっかり・・・。


青羊宮を後にしてリムジンバスで空港へ。いよいよ成都の街ともお別れ。黒龍江省と並んで美人所と言われる四川省だけど、結局美人には会えなかった。

かなり早めに空港に辿り着いてチェックインを済ませ搭乗口へ向かって歩いていると、向かいから歩いてくるカップルの彼女の方がスラリと背も高くてかなりの美人さん。化粧もきちんとしているし、あんまり中国人ぽくない・・・なんて思っていると・・・

!!!

ケリーさん!!!

なんと四川美人ではなくて深セン在住の秋田美人ケリーさんとその旦那さんだった。深センから遠く離れたこんな所で会うとは偶然。本当にびっくりした。

ということで本当に四川美人には最後まで会えなかった。でも一つだけ気づいたのは成都の女の人は顔の造りはともかく、綺麗に化粧をしている人が多いということ。だから、確かに他の都市の女の人と比べると美人にも見えるのかもしれない。

19時半の便で深センに向かって出発。美人探し成都峨眉山金玉街3泊4日の旅が終了。

ということで今年もいい年でありますように。
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2006年12月31日

年越し四川旅行3日目

早朝5時に目覚めて境内を散歩していると本堂で一人の僧侶の読経が始まった。それに合せて数十人の僧侶が本堂に集まってくる。

その間、本堂の外でずっと手を合わせて拝んでいたら、中に入って一緒にするように尼僧に誘われたけどただの旅行客が参加するのも申し分けないのでお断りして本堂の外から参加させてもらった。全員揃っての読経は6時に始まって7時まで1時間にわたって行われた。

万年寺9
朝食は贅沢に頼んで薄いおかゆと饅頭二つ、豆腐乳(豆腐を発酵させた調味料)のみ。日本円にして50円ほど。

頂上を目指す為に空が白み始めた頃出発。寺を出るとまだ濃い霧に包まれているし、雨も結構降ってきた。

仕方が無いので徒歩で上るのを諦めていったんロープウェイで下がってからバスに乗りさらに上のロープウェイ乗り場へ向かう。


上ってくる途中、チェーンを巻き係の居るポイントがあり、そこで一旦泊まりすばやくチェーンを巻いてもらって上に上ると途中から雪景色に。
雪景色

上の駐車場でバスを降り、そこにある売店で小型のアイゼンを買って足に装着する。


アイゼン
簡易アイゼン。10元。

地面が凍結しているのでこれが無いととてもじゃないけど上れない。

しばらく歩いた所にある頂上行きのロープウェイに乗ろうとロープウェイ乗り場を目指す。

が、行けども行けどもロープウェイ乗り場が見つからない。

と、霧の中を下から上がってくるロープウェイを発見。どうやら道を間違えて徒歩で上る方の登山道を進んでいたらしい。

雪ですごくきつかったので一度戻ってロープウェイに乗ろうと思ったら、途中で追い越してきた大学生二人と社会人二人の計4人のパーティーとすれ違い、戻る理由を聞かれたので答えるとせっかくここまで来たんだから、一緒に登ろうと励まされてパーテイーのー員に加わった。

雪の中を歩くこと3時間弱で頂上に到着。死ぬかと思った。

四面十方普賢金像
頂上にある四面十方普賢金像。高さ48m。高すぎて霧で見えない。

金頂
頂上にある金頂(華蔵寺)

さっきの大学生達はすぐに下山するとのことだったので昼食を一緒にとってから分かれた。

俺は華蔵寺に泊まって年を越して御来光を拝んでから翌日に下りるつもりだったけど、華蔵寺には宿泊施設は無く、民間のホテルが何件かあるがそれがむちゃくちゃ高い!!

しかも、この天気では御来光が見える可能性はかなり低いし、大雪になったりしたら帰りの飛行機までに成都に戻ることすらできなくなってしまう可能性も有る。ということで、予定を変更して下山。

ロープウェイ
前が見えないほどの霧。

麓に向かうバスの中で急に寒気と頭痛がしてきて、麓のバス停に着いた時はフラフラで、とにかく一刻も早く汗で濡れた服を着替えてベッドに横になりたいと思い、思わずバス停付近の安宿に入ってしまおうかとも思ったけど、新年をそんな所で迎えるのは嫌だったので頑張って報国寺まで歩き、そんな状態だから少しランクを上げて共用二人部にした。そして部屋に案内されるととりあえず服だけ着替えて寝てしまった。

2時間ほど眠って起きると体調は普通に戻っていた。同室の客は居ないらしく、二人部屋を一人で使えるらしかった。ラッキー。40元だから昨日の倍だけど快適さは比べものにならない。暖房は無いけど標高がかなり低いので部屋もそこそこ暖かい。逆に求めていた世俗を離れる感覚は薄れるけど、それは仕方がない。

さて、夕飯時に眠っていた為にまたもや夕飯を食べそこなった。

本を読んだりしながら日付が変わる前に眠りについた。
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2006年12月30日

年越し四川旅行2日目

早朝寮を出発。バスを乗り継いで世界最大の石仏がある楽山へのバスが出るバスターミナルへ移動。

成都北駅
途中で成都北駅の前を通過。こんなに暗いけど朝8時。

バスターミナルへ着き、楽山行きのバスのチケットを買おうと思ったらまたもや「没車」。どうやら、違うターミナルに移ったらしい。仕方なくそのターミナルまでタクシーで移動し、無事に楽山行きのバスに乗り出発。

デコボコ道
途中で高速道路が終わりデコボコ道を進む。

寅さん
車内で流れていた香港映画。なぜかみんな寅さんのコスプレ。

そして大仏の近くの街に到着。
市場1
市場2
この田舎町の市場の雰囲気がなんともたまらない。


その辺の小汚い食堂に飛び込んで昼食。朝ごはんを食べれてなかったからお腹ペコペコ。たくさん食べれそうな感じ。

石bei豆腐
この地方の名物料理石bei豆腐という豆腐ときのこを甘辛く炒めた料理。美味い。

そう、お腹は空いてたんだけど

ご飯
ご飯が洗面器で出てくるのはどうかと・・・。こんなに食えんって。


さて、いよいよ石仏。

石仏1
頭登場。でかい。

横の階段を石仏の足元へと下りていく。

石仏2
顔。でかい。

石仏3
胸上。でかい。

石仏4
壁面にも無数の仏様が彫られている。

石仏5
風化なのか人の手による物なのか損傷が激しい。

石仏6
うっすら輪郭のみ残った石仏

石仏7
さらに下りていくと、手、でかい。

石仏8
そして下に到着。でかい。


ということで石仏の大きさに感動した後で峨眉山へ移動。

峨眉山市内のバスターミナルから峨眉山へは白タクで移動。お金が底を尽きそうだったので途中、中国銀行に寄って香港ドルから人民元へ両替。田舎の銀行なため慣れていないのか30分ほどかかる。

そして、峨眉山麓へ到着。

峨眉山1
霧が凄い。でかい。あ、ちがった。

報国寺1
麓にある報国寺。かなり立派なお寺。

報国寺2

報国寺3

報国寺4
雨と霧がひどくて観光客は少ないけど凄く雰囲気の良いお寺。凛とした気分になる。

さて、今日の宿は山の中腹にある万年寺というお寺。麓からはバスで途中まで上がり、そこからはロープウェイであがる。

が、バスのチケットを買いに行くと「没車」。なんでだよ!

ロープウェイ乗り場までは車でしか移動できない。白タクが声をかけてきた。150元で上まで言ってやるという。観光客だと思ってぼったくり過ぎ。相手にしないで他の方法を調べたけど他の方法は無かった。

仕方なくもう一度白タクの客引きと交渉。バイクだったら安いということで再交渉、結局40元を払いバイクでロープウェイ乗り場まで移動。距離も20キロ以上あるし、バスだったら20元なので40元ならまずます。

カッパとヘルメットを借りて後ろに乗りバイクで出発。30分ほどかかりようやくロープウェイ乗り場へ到着。上に上がる観光客は俺のみ。

万年寺
ロープウェイを下りて霧の中、石段を上って行く。

万年寺2
そしてなんとか万年寺に到着

万年寺3
今日の宿、万年寺の中の般若堂。

万年寺4
般若堂2階廊下。鍵は南京錠。

万年寺5
部屋内部1

万年寺6
部屋内部2

万年寺7
部屋内部3

写真を撮り忘れたけど、大き目のベビーベッドのような、とてもじゃないけど身長184cmの男が足を伸ばしたりできないような小さなベッドにそれほど清潔とは言えない布団と毛布が一枚ずつ、それに薄っぺらい枕。部屋にあるのはそれとベッド横の小さな台とお湯の入ったポットのみ。テレビはもちろんエアコンも無い。広さは2畳弱、シャワー、トイレは共用。それで1泊20元。

万年寺8
霧の中で雰囲気が静かにお寺の夜が更けていく様は最高。ってか写真だけ見ると高級旅館に泊まっているような・・・。

タイミングを逃して夕食を食べれなかった。

夜は寒いので布団に包まって持ってきた本を読んだり、漢詩を作ったりして静かな夜を楽しんだ。

決して快適な部屋ではないけれど、ものすごく満ち足りたとても贅沢な気分になれるのは、このお寺が持っている歴史とその規模の大きさから来るものかもしれない。それと忘れてはならないのが昨日今日でたくさん目にした仏様かも。

この山にしばらく滞在してもいいんじゃないか?というくらいの気持ちにさせる素晴らしさがこの山にはある。もちろん、そんな事は無理で元旦の朝には下界に降りて、さらにその夜にはこことはまったくの対極に位置する人々の欲望の都深センに帰らないとならないわけだけど。

日付が変わる前に就寝。
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2006年12月29日

年越し四川旅行1日目

朝、深セン航空の8時15分の便にて成都へ向けて出発。

機内では飛行機に乗り慣れていないであろう中国人が激しく騒いでいてとてもじゃないけど寝られる状態ではない。ふと斜め後ろの席に目をやると飛行中の機内でバカ女が携帯をいじっている。しかも誰も注意しない。唖然。そんなことで腹を立てる俺の方がおかしいのか?

成都空港に到着後すぐに市内行きのバスへ乗り市内へ移動。今回の目的地四姑娘山向けのバスの発車時間まで時間が無かったので、郊外にあるそのバスが出るバス停までタクシーで移動。初乗り5元。安い。

何とか間に合い切符売り場で切符を買おうと思ったら「没車」(車が無い)と言われてしまった。とにかく明日までバスは無いらしい。3泊4日の予定なので今日出発できない以上四姑娘山行きは諦めざる得ない。

急遽あらかじめ用意してあったプラン2の成都・峨眉山旅行に予定を変更。成都市内へ戻るバスに乗って市内の適当な所で降りると大聖慈寺というお寺の前だった。
大聖慈寺外観

凄く雰囲気の良いお寺だったので入ってみると案の定中も最高。

大聖慈寺1
静かなお寺で観光客も少ない。

大聖慈寺2
線香が太い。

大聖慈寺3
猫センサー感知、追跡開始。
※猫センサー:猫好きに備わる猫センサー。どこに猫が居ても気が付く。

大聖慈寺4
こんな場所に似つかわしくない白い長毛種。

大聖慈寺5
お寺の中の素食(精進料理)屋で食べたトマトと卵の炒め物。

精進料理って卵はOKなのか?

大聖慈寺6
広いお寺の中を歩いていたら裏に抜けてしまった。というか本当はこっちが表だった。

さて、満腹になったのでしばらく街を徒歩で歩いて移動、チャリタクが居たので捕まえて次の目的地の武候祠へ移動。


まずは武功祠の隣の錦里という土産物街を散策。

武候祠1
上海の豫園みたいな雰囲気だけどもっとおしゃれで見ていて面白いお店が結構あった。初日にしてなぜかTシャツを衝動買い。

武候祠2
ちょっと小腹が空いたので豆花(豆腐花)を食べる。3元。バリ美味。

武候祠3
さて、いよいよ武候祠。


中には三国志に登場する英雄たちの塑像が並べられているだけ。特にたいした所ではなかった。

武候祠4
まずは劉備

武候祠5
そして関羽

武候祠6
最後に張飛

これらがあるだけ。ただ、各武将の紹介が日本語でも書いてあるんだけど、その日本語が微妙で面白かったくらい。



さて、疲れたので宿探しへ。友達が過去に二人留学していた四川大学の留学生寮に泊まることに。シャワー、トイレ、エアコン付きで1泊70元。日本円にして1000円ちょっと。

四川大学
四川大学留学生寮。久しぶりの留学生寮というものに不思議な嬉しさがこみ上げる。

寮の食堂に行くともう閉まってしまっていた。そこに居た日本人留学生に近くの食堂を教えてもらい本場の四川を食べに。

四川料理
左:魚香茄子
手前:拍黄瓜(本当は東北料理なのに四川風アレンジ)
右:水煮牛肉
一人ではとても食べきれず半分以上残してしまった。

猫
寮に帰ろうと思ったらまたもや猫センサー反応

部屋に戻ってテレビを見ていると、ニュースで成都周辺が霧で高速道路が不通になって大渋滞っていうのをやってた。四姑娘山行きのバスが無かったのもこれが原因らしい。インタビューされてた運転手がもう何時間も全く動いてないとかって言ってたけど、バスが出てなくて本当に良かったと思った。もし、バスが出ちゃったら俺もあのニュースの人たちと一緒に高速道路で立ち往生してたかもしれない。危機一髪。
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