2006年07月10日

さらばタクシー日記

ポコログのメインコンテンツといえば、俺と深センの不条理なタクシー運転手とのバトルだったけど、とうとうそのバトルに終止符が打たれた。

ことの始まりは6月26日。それまでの半在宅勤務に別れを告げ、毎朝9時出社を始めたんだけど、9時に工場に着くためには遅くても8時半には家を出ないとならない、が、とにかくこの時間のこの辺りはタクシーがぜんぜん捕まらない。炎天下(朝から炎天下っておかしいけど)の中、待つこと2,30分、タクシーは来ないけどタクシー待ちの人は続々と集まってきて、タクシーが来るとタクシー争奪バトル。もちろん中国人はタクシー待ちで並んだりしない。

で、2,30分待ってようやくタクシーに乗り込んで行き先を告げると、
「んなトコには行けねえな、他を当たってくれ」とか言われて
「投訴(クレーム)するぞゴルァァァ!!」と言って無理矢理行かせたり、とにかく毎日会社に到着する前にタクシー争奪バトル、タクシー運転手とのバトルを経てようやく出発、さらにタクシーの運転は荒かったり下手だったりでたった2週間でグッタリ。

と言うことで、知り合いのきれいなオデッセイに乗ってて運転も比較的安全運転の運転手と交渉をして、毎朝自宅まで迎えに来てもらうことになった。タクシーと比べると月3,000円くらい高いけど、それであのストレスが軽減されるんだったら喜んで払う。

考えてみたら、最初の頃なんて路線バスで工場に行っていたのが、仕事が多くなって時間がもったいないからタクシーで行くようになって、さらに契約運転手とだんだんステップアップしてきた。まあ、駐在員でバスで工場に行くとか普通はありえないんだけど。(※会社からバスで行けといわれてたわけじゃなくて、個人的にもったいなくてタクシーに乗れなかった)

ということで、タクシーに乗る機会が激減したので、タクシー日記はもうあまり更新しないけど、引き続き中国大陸VS俺のバトルは日記の形でアップしていこうと思うので、これからもよろしく。
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2006年04月27日

使えない運転手

今日乗ったタクシーの運転手はひどかった。何がひどいって本当に中国人かどうかすら怪しいくらいの中国語力。

俺「ピンフーまで」
運「ピンポウ?」
俺「ピンフー」
運「ピントウ?」
俺「ピンフー」
運「ピンバイ?」

とまるでつんぼコントの志村けんのようなやり取り、
俺の発音も決してきれいじゃないけど、こんなことは今まで一度もなかった。

いい加減キレて

俺「お前行きたくないだけだろ?監督局に訴えるぞゴルァ」
運「いや、新人だから本当にわからないんだよ」
俺「わからないんだったら俺が教えるから覚えろよ」
運「いや、あんたの言ってることがわからないから」
俺「おかしいのはテメエの耳だろボケがっ!」

と本格的にキレて運転手の名前と管理番号と車のナンバーをメモに書き取って監督局に電話をしようとカバンを見たら携帯がない・・・どうやら忘れたらしい。仕方ないので車を降りようとすると

運「そこに行き先を書いてくれ、・・・ああ!ピンフー!」
俺「だからピンフーだって言ってるだろ、さっさと出せ」

と7,8もんちゃくくらいあってようやく車を出したんだけど、うちから500mくらいの所の渋滞の中で突然エンスト、しかもバッテリーあがり、行きたくなくて適当なことをやってるのかと思ったらどうやら本当にバッテリーがあがったらしくて、そこでバカタクシーから下車。

携帯も忘れたことだし、時間も遅くなったんで工場へ行くのは諦めて先ほど徒歩で帰宅。結局、タクシー運転手と喧嘩して、暑い中を500mくらい歩いて帰ってきただけ。本当に意味のない時間を過ごしてしまった・・・。
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2006年04月13日

ここは中国

朝早く起きてさっさと支度を済ませて工場へ向けて出発。

が、

タクシーがぜんぜん捕まらない。10分近く待ってようやく空車のタクシーを捕まえて乗り込み、行き先を告げると

運転手「平湖?!それなら80元ですぜ」
ジョニ「ふざけんなよ、メーターで行けば50元もかかんないだろ」
運転手「特区外に行くのはメーターじゃなくて値段交渉でさあ」
ジョニ「どこにそんなの書いてあんだよ?、さっさと車出せよ」
運転手「もうすぐ交代の時間だから行けねえんでさあ」
ジョニ「さっき80元とか言ってただろ、適当なことばっかり言ってると
    監督局に投訴(クレーム)するよ」

といって携帯を取り出して車内に貼ってある料金表に書いてある監督局の番号をプッシュし始めると明らかに慌てる運転手・・・。

運転手「あんたいったいなんなんだよ、なんなんだよまったく・・・
    他のタクシーに乗ればいいだろ」
ジョニ「そっちがなんなんだよ、こっちは急いでるのにタクシーが
    いっさら捕まらなくてこまってて、やっと捕まえたのに行かないとか
    とかい言われて困ってるんだからクレームつけるしかないだろ?」

と話しながら再度電話をしようとする俺、さらに慌てる運転手・・・

運転手「行けばいいんでしょ行けば・・・ブツブツ」
ジョニ「わかったじゃあさっさと車出してくれよ、急いでるんだから」

と朝からタクシーの運転手と喧嘩。昨日までの夢のような日本滞在から一気に現実に引き戻された感じ。日本の運転手はみんないい人だったなあ・・・。
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2006年03月17日

馬大師

今日乗ったタクシーの運転手、見てびっくり趙本山!!趙本山とは中国の有名なコメディドラマ『馬大師』でその中の主人公の東北人「馬大師」役を演じている役者。中国人なら誰でも知っているというくらい有名。

聞いてみると案の定黒竜江省出身の東北人。あの顔で東北なまりの中国語を話すんだから本物みたい。最初は不機嫌だったけど話してみたら良い運転手で楽しく会話が弾んでるうちに工場に到着した。

思いっきり毛沢東賛美で現在の政府を批判している感じがいかにも東北人な感じだった。でも、人間的には東北の人の方が南方の人よりも純粋な気がした。
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2006年03月15日

星級タクシー

前にも書いたと思うけど、深センのタクシーは6段階の星によって格付けされている。
星無し、★、★★、★★★、★★★★、★★★★★の6段階。ほぼ毎日タクシーに乗ってる経験から言って、3つ星以上の運転手のタクシーに乗ると不快な気分になることがない。星無し(一番多い)のタクシーに乗ると不快になることが本当に多い。1つ星は星無しに毛が生えたようなレベルだけど、それにしても星無しとはかなりの差がある。

さて、星ありのタクシーの簡単な見分け方だけど、タクシーの上の行灯を見て、行灯の上に青いパーツが付いてるタクシーは星あり。(ないタクシーでも星ありだったり、逆に青いのに星無しだったり、たまに例外もあるけど)是非ご参考に!


さて、今日工場に行こうと思ったら、家の下にタクシーが4台、その中に1台だけ星ありタクシーがあったので乗ってみると二つ星タクシー。ちょうどジャスコのケンタでチキンバーガーを買って食べようとしてたところらしくて、まさに両手でバーガーを持って口に入れるところだった。

が、客が来てしまったので、再度パッケージに戻してダッシュボードの上に。俺が「気にしないから食べなよ」って言ってるんだけど、「食事よりも金儲けのが大事だよ、後で食べるから大丈夫」と言って食べなかった。おかげでタクシーの中はずっとケンタ臭。

話し方で湖南省出身だと思ったから聞いてみたら中っていた。って言っても、深センのタクシー運転手の7,8割は湖南省出身だからだいたい中るんだけど。タクシー業界の最近の事情なんかを聞いて、その後は、タクシーはどうなるべきだってのをお互い熱く語ってる間に工場に着いた。

運転のレベル的にも、人間としてのレベル的にも星ありにふさわしい良い運転手だった。早く3つ星になりたいって言ってたけど、そういう風に向上心があるだけでも素晴らしい。ちなみに、昇級試験には英語があるんだけど、2つ星までは40の基本単語を覚えればいいらしい。
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2006年03月14日

東北人

今日のタクシー運転手はきれいな中国語を話す人なつっこい感じのおじさん。「あんた北の方の人だろ」と聞いてみると案の定黒竜江省出身。最近、運転手の出身地中ての精度がかなり上がってきた。

黒竜江省出身の人の本当に心地よい普通話(中国語の標準語)でものすごく話がし易かった。お世辞かもしれないけど、彼曰く俺の中国語は広東人、福建人、湖南人とかよりもずっと分かり易いらしい。そりゃそうだろう、彼らの発音と言ったら外国人の俺から見てもひどいもんだから。俺の中国語も決して正しくはないけど、特別悪い訳じゃないと思う。

で、この運転手、去年の秋から深センに来てるとかで道が全然わからないらしくて、工場までの道を教えながら走った。文革・大躍進の話から東北人と南方人の違いとかを話しながら行ったんだけど、庶民の割にはちゃんと各時代各都市を分析できていて、頭の良さそうな男だった。鼻毛は出てたけど。

仲良くなって最後には、「今度酒でも飲もうぜ」と誘われたけど、全く飲めないんで丁重にお断りした。本当に東北人らしい東北人でなぜかすがすがしい気分になった。
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2005年12月14日

日本人はすごい

タクシーの運転手と話していたら、「この前、ラジオを聞いてたら日本に行ってた中国人が『日本人はすごい!』って言ってたよ」と教えてくれた。

何がすごいかというと、そのラジオで話していた中国人が日本に居た時、連休の大渋滞に出くわしたらしいんだけど、100km以上続く渋滞なのに、日本人は整然と車線に収まって並んでいて1台も割り込む車が居なくて、更に事故も見なかった、ということに驚いたらしい。

確かに渋滞の中でウインカーを点けて車線変更する車はあっても、中国みたいに突然無理矢理割り込んでくる車なんてのはほとんど無い。渋滞の中での事故というと日本では追突が多いけど、中国の場合はみんながとにかく無理矢理割り込むから割り込みでの接触事故が多い。

その話を教えてくれた運転手が続けて「中国人はそんなこと出来ないし、そんなことしてたら少しも前に進めない」と言っていた。確かに、中国で日本人みたいな運転をしてたらどんどん割り込まれて前に進めないのもわかる。

結局のところ、1人のマナーがよくなっても解決しないわけで、みんなのマナー(というか民度?)が上がって初めて解決する問題だと思う。時間はかかるかもしれないけど、そうやって日本を見てきた人や、その人の話を聞いた人とかから広がって、いつか中国でもみんなが整然と走る日が来ればいいんだけど、今の様子だとまだまだ遠い先の未来かな。
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2005年12月09日

居眠り運転手&迷走運転手

工場に行く途中、タクシーに乗っているとなんだか隣に座っている運転手の様子がおかしい。(※中国でタクシーに乗るときは助手席に乗るのが普通)

でよく見てみるとどうやらかなりの睡魔が襲っているらしく、ドリフの志村けんや加藤茶、もしくはその真似をするナイナイの岡村が良くやってるような眠気を我慢するコントのような動きをしている。

首のカックン具合とか、目を一生懸命開けようとしてるけどあんまり開いてない感じとか、ふざけてるみたいなんだけどどうやら本気で眠いらしい。

仕方がないから運転手に話しかけて世間話なんかをしながら何とか工場までたどり着いた。客の俺がなんでそんなことに気を遣わなきゃならないんだ?と思いつつも、居眠りされたらしゃれにならないから俺もがんばった。


工場からの帰り、工場が呼んでくれた白タクに乗った。この運転手、前にもやらかしてるので心配していたんだけど、疲れ過ぎていた為に知らず知らずに眠ってしまった。

起きると時間は30分以上経過していて車は全く知らない道を走っている。しばらく外を見てたけど何処かさっぱり分からないんで運転手に聞いてみると「布吉でさあ」との答え。どうやら道が混んでいたから裏道を探しながら走っているらしい。

しばらくすると布吉の見慣れた道に出て渋滞の中を走ってようやく家に着いたのは工場を出てから1時間半後。寝ちゃった俺が悪いけど、この運転手はどうも勝手な行動が多くて好きになれない。

と言うことで、次から彼は呼ばないように頼んでおこう。
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2005年11月30日

黒タクシー初体験

深センには数百台の偽タクシー(中国語では黒タクシー)が走っているらしい。ちょっと前までタクシーでよく使われていたフォルクスワーゲンのジェッタは、最近のタクシーの入れ替え(中華やKIAなど)で中古車市場に大量に流れ、驚くほど安く1万元とか2万元とか取引されているらしい。で、それを買ってきてメーターと行灯と偽の許可プレートを付けたら偽タクシーのできあがり。

普通のタクシーの運転手は税金と車のレンタル代として昼間の運転手は会社に毎日400〜500元、夜の運転手は200〜300元払わないとならないんだけど、黒タクシーはその部分がそっくり自分に入ってくるから儲かることは儲かるけど、捕まったら2,3万元の罰金らしい。

以上は全てタクシーの運転手から聞いた話。

で、お昼にちょっと用事があって出かけ、帰ろうと思ってタクシーを待ってると対向車線をノロノロ走ってくるタクシーを発見。手を挙げると即座にUターンして俺の前に停まったから乗り込もうとしたらドアが開かない。

運転手がドアを開けてくれたのでドアを引っ張るとギチギチギチという変な音とともに下に下がるドア。乗り込んでドアを閉めて行き先を運転手に告げる。運転手はメーターを倒して走り出す。と至って普通。

それにしてもボロいタクシーだなあ・・・と思ってよく見るとメーターの横にある筈の許可証(運転手の写真と名前の入ったプレート)がない。シートには白いビニール素材のカバーが掛かってるんだけど、ヘッドレストの所にあるべき曜日を印刷したカバー(深センのタクシーでは毎日ヘッドレストのカバーを交換していて、カバーにはその日の曜日が表示されてる)もついていない。そして、とにかく車が動いてるのが不思議なほどボロい。

はは〜ん、さてはこいつ・・・と思って

「あんた黒タクシーだろ?」と聞くと運転手は悪びれもせず「ひっひっひ、そうでげすよ」と答える。おお!やっぱり!初めて乗った黒タクシー!面白いので「もし捕まったらどうなるの?罰金いくら?」と聞くと「2,3百元でげす」と答える。どう考えてもそんなに安くないし、聞いてた額だと2,3万元だったんで「んなに安く無いだろ、2、3万元だろ」と言うと「なんだ、だんな知ってるんでげすか」とニヤニヤしながら答える。

と、そんな話をしているうちに目的地に到着。メーターもちゃんと作動していて、金額もいつも通り。お金を払って立ち去る車を後ろからよく見るとタクシーの緑色の許可プレートもついていないし、行灯も「江北TAXI」と書かれた明らかに深センのタクシーではない行灯がついていて、とにかくむちゃくちゃ怪しい外見だった。(っていうか、乗る前に気づくだろ普通。)

黒タクシーに乗ってどこかへ連れて行かれて強盗の被害にあったり、凄い遠回りされて高額請求された上に払わないと怖い人がやってきて・・・とかってのもあるあらしいんで皆さん気をつけて。ちなみに、黒タクシーのほとんどはジェッタだからジェッタを避けてれば大丈夫ではないかと・・・。
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2005年11月28日

5元ぐらい俺が出すって

工場からの帰り、工場で呼んでくれた白タクに乗り「清平高速通った方が早いでしょ?」って言ったら、運転手が「そうでげすねえ、清平高速でいきやしょうか」と答えていきなりいつもとは逆の道に走り始めた。

「おいおい、何処に行くんだ?」と聞く俺に「○○(知らない地名)から清平高速に乗れるんでげすよ」と得意げに答える運転手。「へー」という感じで流して乗っていると見る見る変な道に入っていき、仕舞いには舗装されていない赤土の道路をガッタンガッタン揺れながら走り始めた。

と、目の前に現れた渋滞。運転手は堂々と車の走っていない逆車線を走り始める。対向車をよけながら赤土だらけの道を進んでいく白タク、さすがの俺も不安になってきた。
「おいおい、こんな所から清平高速に乗れるのかよ、いつもは水官高速に乗って途中で清平高速に乗り換えるぜ」、運転手答えて曰く「ああ旦那、水官高速を通ると水官高速で5元(75円)、清平高速で5元かかるからもったいないんでげすよ、こっちから直接清平高速に乗れば5元だけでげすぜ(得意げ」

ちょっと待ってくれよ、たった5元(しつこいけど日本円で約75円)をケチるためにこんな舗装されてない赤土のボコボコの道を30分以上も揺られたわけ??彼らにはたった5元じゃないのはわかってるけど、だったら先に言ってくれたら高速代なんか俺が払ったのに・・・。腹が立って俺の30分は決して75円じゃかえないってことを説明しようと思ったけど、反感買いそうだったんでそこはじっと我慢の子でげすよ。あ、うつった。
ニックネーム ジョニー at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | タクシー日記

2005年10月22日

星級服務

深センのタクシーでは運転手のレベルによって5つの等級に分かれていて運転手の顔写真入りプレートに★の数で等級が表示されている。どこの誰がどんな観点から評価して☆をつけているのかわかんないけど、☆が多い運転手は確かにいい運転手が多い。

先日、工場に行こうとタクシーに乗って行き先を告げた後、いつもならどこの道を通るか全て指示するんだけど、試しになんにも指示をしないで乗って行き先だけを告げてみたらちゃんと最短最速の道を通って工場に到着。58元の所を100元出したら42元おつりをくれようとしたので30元だけおつりをもらって残りはチップとしてあげた。許可証をちらりとチェックすると★★★★。さすが。

今日工場に行く時に乗ったタクシーの運転手も同じく工場まで何も言わずに最短最速のルートを通って工場に到着。でも運転がちょっと荒かったのでチップはあげず。同じく★★★★。

俺が思う深センの良いタクシー運転手の条件
・道を知ってる
・最短距離もしくは最速で着くように努力してくれる
・当然乗車拒否なんてしない
・物静かで穏やか
・安全運転
・メーターで走ってくれる
・客に道をちゃんと選択させてくれる

俺が思う深センの悪いタクシー運転手の特徴
・湖南省出身
・客が乗っていてもずっと無線で仲間と雑談をしてる。しかも声が高くて大きい。
・自分が行きたくない所には行かない
・できるだけ遠回りをしようと努力をする
・客に対しての態度があり得ないぐらい悪い(行き先を聞いて舌打ちとか)
・特区外へ行く時は講価(jiang jia:値段交渉)で行きたがる
・運転が荒い、下手
・臭い、汚い
・客の言うことを聞かない

で、やっぱり★が多い人は上のいい運転手の条件に当てはまる項目が多い気がする。ちなみに、うちから工場まではメーターで走って渋滞がなければ60元、最近出来た清平高速と水官高速を通ると70元+高速代5元。その距離を講価で乗ると80元(運転手によっては100元とかふっかけてくる)。

運転手が言うには帰りに空(カラ)で帰ってこなきゃならないからメーターで走って60元なら乗せない方がいいらしい。あと、「あの辺りは渋滞するから」という妙な理由を付ける運転手もいるけど、メーターはちゃんと時間でも課金するようになってるから、そこを突っ込むと「それじゃ安すぎる」とまた妙なことを言ってくる。どちらにしても「そりゃあんたらの業界の課金システムの問題だろ、俺には関係ないから文句があったら会社に言ってくれ」と言う様にしている。そんなのを消費者に転嫁されたら迷惑。

日本のタクシーの場合、距離が遠くなればその分距離単価が高くなるようになってて、逆に長距離の客の方が好まれるようになってる。それはそれで短距離の客が嫌われたり、問題もあるんだけど、どちらにしてもちゃんと公平な課金システムであれば客も運転手も平等になるわけだから、その辺をちゃんとして欲しい。
ニックネーム ジョニー at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | タクシー日記

2005年10月20日

レベルアップ

工場に行く途中にタクシーの中から外を見ていて、ふと昔バスで工場に行っていた頃に通っていた道が目に入った。

普通の駐在員ではあり得ないことだけど、工場に行く時はいつも普通のバスで行っていた。会社がそうしろって言っていたわけではなくて自分から。バスで行ったら6元、タクシーで行ったら60元。時間的には30分〜1時間の差。個人的にたったそれだけの時間に対して10倍のお金を払うことに対して非常に抵抗があったし、何よりもバスが好きだった。

俺の手を経て世間に出ていく商品が毎月1,2アイテムだったのが、今では毎月5〜7アイテムくらいに増え、バスで工場に行っていた頃と比べたら格段に忙しくなり、足りなくなった時間をお金で買うようになった。

乗り換えの手間もめんどくさいし、時間も余分にかかるけどバスにはバスの良さがあった。お金を払えば文句も言わず行きたい所にちゃんと連れて行ってくれる。タクシーではそうはいかない。工場は深センの特区外にあるのでタクシーはみんな行きたがらない。乗車拒否なんて日常茶飯事だし、メーターで走りたがらない運転手との口論も日常茶飯事。渋々メーターで走る運転手があからさまに湖南話(湖南省の方言)で文句を言っているのを聞くのもいつものこと。おかげで湖南話は聞いてすぐに湖南話だって分かるようになった。

最近、特区内から工場のある所まで行ける高速が開通した。ちょっと遠回りだけど渋滞にはまるリスクはかなり軽減できる。ただ、高速を通ると高速代と合わせて300円くらい高くなってしまう。ただでさえもタクシーで工場に行っていることに対してちょっと罪悪感があるから、なるべくなら安く済むいつもの道で行きたいんだけど、先月は毎日工事でいつもの道が大渋滞してたから高速で工場に通っていた。

窓の外にバスで工場に向かい、渋滞でバスが動かなくて降りてバイクタクシーで工場に向かった道を見ながらふと郷愁に浸った。

と、こんなブログを工場から帰りの車の後ろの席から投稿。移動中もネットができるようになったし、あの頃と比べると本当にいろんな意味で変わったと思う。
ニックネーム ジョニー at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | タクシー日記

2005年09月15日

世界は一つ

一昨日、タクシーに乗った時のこと。

走り出してしばらくしてから運転手が

運転手「だんな、あんたいったい何人だい?」

ジョニ「当ててみな」

運転手「いやあ、わかんねえですよ、だんな。教えてくださいよ。」
   
ジョニ「お前らが一番恨んでる国だよ」

運転手「ああ、日本ですかい、でもだんな、それは違いやすぜ。
    確かに、日本と中国は過去にはいろいろありやした。
    今でも年寄りとか田舎もんとか、日本を恨んでる人が
    たくさん居るのは事実っすけど、比較的若くてちゃんと
    知識のある人は今はそんなこと思っていませんよ。
    中国が無ければ日本は物を作れないし、日本が居なければ
    中国は仕事が無いし、それは中国と日本だけじゃなくて、
    今は世界中の国々が相互に依存しあってるんだから、
    どの国が上とか下とかどの国が好きとか嫌いとか
    そんなのは関係ねえんですよ。旦那も分かるでしょ?」

ジョニ「そうだな、みんながお前みたいに考えてくれれば
    いいんだけどな、残念ながらそうじゃないからな」

運転手「分かって無い人の方が目立つかもしれないけどちゃんと
    分かってる人もいっぱい居るから大丈夫でさあ。」

ここまで話が分かる中国人と会った事が無かったから正直びっくりした。こういう市井の知識人が増えていって、みんながちゃんと話せる人間になれば中国での生活ももっと楽しくなるんだけど、まともな教育をしてなくて、まともな報道もされていないような国でそれを求めるのは無理なのかなあ・・・。
ニックネーム ジョニー at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | タクシー日記

2005年08月02日

タクシーVSムチウチ侍

今日も工場へ行こうとマンションの下で流しのタクシーを止めて乗り込む。

工場の位置は深センの特区外で距離にして20kmちょっと、到着までの所要時間は道の込み具合によって30分〜2,3時間(!!)。

以前はタクシーの運転手に「××までだけどいい?」って聞いてから乗ってたんだけど、ここまでメーターで行きたがる運転手は少ない。必ず値段交渉をしてくるからこちらも強気で「いいからメーターで走って。時間と距離のあってる領収書が必要だから」と言って必ずメーターで走らせる。

深センのタクシーは大体18〜19時が運転手交代の時間で、運転手は待ち合わせ場所に行って相棒と交代する。これに間に合わないと1分当たり何元って罰金を取られるらしい。だから、夕方工場に行く時が一番大変。「道が混んでると交代の時間までに戻れないから他のを探してくれ」、とかなりの確立で断られる。まあ、この時は仕方が無いから違うタクシーを捜すんだけど、みんな同じくらいの時間に交代だから行ってくれるタクシーはまず見つからない。

さて、今日、タクシーに乗り込んで行先を伝えると
運転手 「××?!××のどこ?」、きたきた行きたくない運転手は必ずこれを聞いてくる
ムチウチ「●●の近く」
運転手 「わかんないから違う車を探してくれ」
ムチウチ「××まで行けば俺が知ってるから大丈夫。とにかく行って」
運転手 「××なら90元だよ」
ムチウチ「ふざけたこと言ってないでメーターでちゃんと行ってよ」
運転手 「ぶつぶつぶつぶつ」

ゆっくり動き出したタクシー。それでも思っていた方向と反対に曲がろうとする、確かにそれでも間違いじゃないし、場合によっては早いこともあるけど、遠回りになってしまう。

ムチウチ「右右!深南路→東門北路→水庫→沙湾→××で行って」
運転手 「そんな道を行ったら遠回りだし混んでて時間がかかる」
ムチウチ「俺は毎日この道で行ってるんだよ。これが一番近くて早いの!」
運転手 「ぶつぶつぶつぶつ」

俺が後部座席でレポートに目を通していると、走りながらクーラーの吹き出し口に手をやっている運転手。そして突然、

運転手 「だめだ、クーラーが壊れた。違う車に乗り換えてくれ」

確かに車内がちょっと暑い。さっきまで涼しかったんだが・・・。

ムチウチ「ああ、べつにいいよ。クーラー切ってても。窓開けるから。」
運転手 「ぶつぶつぶつぶつ」

クーラー好きの香港人なら間違いなく違う車に乗り換える場面。

そして、再び進むこと数分、気づけばクーラーからは涼しい風がちゃんと出ている(笑)。ぶつぶつ言い続ける運転手。盛んに違う車に乗り換えてくれと言っている。

そして、東門北路の立体の分岐地点で俺が言った方と逆に行こうとする運転手。

ムチウチ「おい!逆だろ。」
運転手 「違う車に乗り換えてくれよ」
ムチウチ「いいから左に行け!」(かなりキレながら)

しぶしぶ左の道を行く運転手。ずっとぶつぶつ文句を言っている。俺もさすがにキレた。

ムチウチ「なんだお前は、投訴(クレーム)して欲しいのか?」

と言いながらメーターの横にある運転手のプレートに書いてある名前をわざとらしく読みながら携帯を出して投訴番号に電話をかける(フリ)。慌てる運転手、

運転手 「いや、こうやってあんたの行った道を通ってちゃんとメーターで走ってるんだから投訴すること無いだろ」
ムチウチ「じゃあ文句言わないでちゃんと走れよ」

さっきまでの「ぶつぶつ」は無くなって黙り込んだ。

幸い道は空いてて1時間弱で到着。料金は61元。きっちり61元を支払い領収書をもらってタクシーを降りた。勝利。

忙しい時はほぼ毎日工場までタクシーで行かないとならないんだけど、毎日毎日繰り広げられるこんな運転手とのバトルが本当にストレス。あんまりこっちが強く出てると「日本人は・・・」とか思われる可能性もあるし、仲間とか家族に「今日日本人乗せたらさあ・・・」とかってなって運転手の周りの人間まで日本人に対する印象が悪くなっちゃうかもしれない。

ということで、移動中に工場から電話がかかってきた時に、相手が日本語の話せる中国人なのにオール中国語で電話を終わらせて、運転手には日本人だとは言わなかった。
ニックネーム ジョニー at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | タクシー日記

2005年06月29日

投訴パワー

「投訴」、日本風に言えば「クレーム」とか「苦情」という意味合いの言葉。中国ではバスやタクシー、マッサージの個室、チェーンのレストラン、あらゆる所に「投訴電話 XXXXXXXX」という感じで電話番号が書いてある。聞く所によると、そこに電話してクレームをつけた所で、それがサービスに反映されて・・・とならずに、とりあえず苦情を聞いて「はいはい」というだけで終わってしまうことも多いらしい。

今日、深センの特区外某所にある工場へ行こうとタクシーに乗り込んだ。

ジョニ「××まで行って」
運転手「100元ね」
ジョニ「バカな事を言ってないで、メーターで行って」
運転手「××のどこ?」
ジョニ「△△の近く」
運転手「わからないから他のタクシーに乗ってくれ」
ジョニ「大丈夫、俺が知ってるから」
運転手「渋滞したら困るし・・・ブツブツ、他のタクシーに乗ってくれ」
ジョニ「行きたくないんだろ?じゃあいいよ」

ということで降りながら運転手の名前と営業許可No.見たいなのが書いてあるプレートをわざとらしく覗き込んだ瞬間、

運転手「なんで見るんだ?投訴するのか?」
ジョニ「わかんない、ただ見ただけ」
運転手「行先までの道はわかるのか?」
ジョニ「だからわかるって、さっき言ったでだろ」
運転手「なんだ、あんたが道を知ってるんだったら大丈夫だから乗りなよ」

ということで乗り込んだらそこからどっちでもいい世間話が始まって、一生懸命俺の機嫌を取ろうとしている感じ。投訴パワーにびっくり。投訴されるか?と不安になった瞬間にここまで対応が変わるってことはタクシーの投訴にはそれなりに効力があるってことらしい。

投訴されたら運転手にどんなペナルティが課せられるんだろう?あの変わりようを見る限り、かなりのペナルティがありそうな感じ。誰かその辺の事情に詳しい人がいたら教えて。
ニックネーム ジョニー at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | タクシー日記